海外へ商品を発送していると、未着がたまにあります。
バイヤーから、「商品がまだ届かないよ-!」と言ったメッセージはほとんどの方が目にしていると思います。
今回は、未着のメッセージがきてから郵便局に調査依頼をするまでの流れをご紹介していきます。
まずは追跡番号を確認
国際郵便の追跡番号は日本郵便で確認することができます。
英語にも変更できますので、発送後、追跡番号と一緒にURLを添付してあげるのも良いかと思います。
お問い合わせ番号に、追跡番号を入力し追跡スタートをクリックします。
右上で英語に変更できるのでバイヤーに送る際は変更したURLを送りましょう。
商品が動いていると、このようにアップされてます。
商品が届かないとメッセージがきたら、まずは追跡番号を確認し商品の行方を辿りましょう。
追跡番号で確認がとれたら、商品が今どこにあるか、だいたいの到着日数を伝えれば問題ないです。
よくあるのが、バイヤーの最寄りの郵便局に保管されていることです。
この場合は直接、郵便局に連絡をしてもらい受け取ってもらいましょう。
追跡番号が更新されていない場合
この場合、郵便局に調査調査請求書を提出しましょう。
調査請求書とは?
書留、保険付の郵便物および国際小包だと、荷物を送った日から6ヶ月以内であれば、日本郵便が調査をしてくれるというものです。
調査後、紛失とみなされた場合の補償額が以下です。
ポイント
補償金額
EMS→2万円まで無料、追加の保険料で最大200万円まで補償
eパケット→ 6千円までの補償
調査請求に必要なもの
調査請求書と本人であることの確認ができる書類(運転免許証、健康保険証など)
こちらから請求書をダウンロードします。
請求書は2種類あります。EMS or EMS以外(イーパケット、SAL)の発送した方法の請求書をダウンロードしてください。
記入する部分は赤枠点線部分です。
この書類は日本だけでなく、相手国にも送付するので必ず英語で記入するようにしてください。
記入例がありますが、わからない点は郵便局に電話して確認してみてください。
わからなかったら全て埋めなくても大丈夫です。
記載が済んだら、商品を発送した郵便局に持っていくか送りましょう。
調査請求回答
調査結果が出るまでに早くても1ヶ月はかかります。忘れたころに連絡がきます。
調査結果が出ると電話で郵便局の担当者の方から、
「いついつに配達されました」、「紛失したので、賠償させてもらいます」との返答がきます。
必要書類を記入し郵便局に送り、返金してもらいます。
調査請求を依頼し、返金までの全てが完了するまで約2か月ほどかかります。
なので、商品が紛失になっていた場合は先にバイヤーに返金するのが必須となってしまいます。
まとめ
・バイヤーから商品が届かないとメッセージがきたら、まずは追跡番号の確認
・郵便局に調査依頼を出しても回答まで、約1ヶ月ほどかかる
・回答後紛失の場合、返金されるまでも時間がかかる
未着や紛失はセラー側が防ぐことは難しいです。
問題が起きたら、密にバイヤーとメッセージのやり取りをし誠意をもって対応しましょう。