eBayで販売する際、商品が売れて仕入れた商品代金には消費税が含まれています。
仕入れた時にかかった消費税を確定申告をすることで還付を受けることができます。
この課税仕入れの金額には、商品などの仕入れ代金の他、その輸出事業のために支出した経費(事務用品の購入や交際費、広告宣伝費など)も含まれます。
eBayのストア契約料も消費税が課されているので、還付対象となります。
消費税の還付を受けるには「課税事業者」でなければなりません。
課税売上高が1,000万円以下の企業は、消費税免税事業者ですが、課税事業者を選択する旨の届出を行うことで輸出商品の仕入れにかかった消費税の還付を受けることができます。
消費税還付に必要なこと
・個人事業の開業届出書
・消費税課税事業者選択届出書
・青色申告承認申請書(白色でもOK)
この3つがあれば消費税還付金の申請ができます。
個人事業の開業届出書
開業届は、最寄りの税務署の窓口ですぐに受け取ることができます。
または、国税庁のサイトからもPDFで取得することができますので、どちらかの方法で書類を入手しましょう。
原則、開業日から1ヵ月以内に提出しなければならないとされています。
書き方がわからない場合は、税務署に問い合わせをすれば丁寧に教えてくれます。
消費税課税事業者選択届出書
こちらも同様、最寄りの税務署、PDFで取得することができます。
提出した日の翌年から適用が開始され、課税事業者となります。
課税売上高が1,000万円以下であっても、あえて課税事業者になることで還付金を申請することができます。
開業届と一緒に忘れずに提出しましょう。
青色申告承認申請書
同じように取得しましょう。
申告をしようとする年の3月15日までに提出しましょう。
確定申告には、他にも白色申告という方法もあります。
白色申告に比べると青色申告は必要な書類の種類や作成の手間が多いです。ですが、メリットも多いのが青色申告の特徴です。
青色申告のメリットとしては「青色申告特別控除」です。正しい手続きで確定申告を行うと、最大65万円の特別控除が受けられます。
まとめ
この3つを提出することにより、還付金を申請することができます。
申請方法がわからない場合は、税務署に足を運び1から聞くことができます。
申告時期になると大変混雑するので、わからない場合は早めに問い合わせすることをオススメします。
売上が少ないうちから税理士さんに頼んでしまうと、結構なお金がかかってしまいます。
なので最初のうちは自分で挑戦してみるのが良いと思います。